この記事をご覧いただいているという事は【脱サラ】や【起業】を視野に入れている方だと思います。
突然ですが、貴方の現状はヒト・モノ・カネに関して潤沢でしょうか?
今回のビジネス戦略は弱者の成功マニュアルです。強者の方には該当しません。予めご注意ください。
今回ご紹介するビジネス戦略は21歳(大学3年生)で起業して12年間に渡り黒字経営を継続して著者(水野永吉)が実践してきた【臆病者】の成功マニュアルです。弱者がビジネスで勝つ為に必要な事をまとめていますので最後までご覧ください。
弱者はマッチングで資産を築け
多くの起業家はビジネスをスタートする際に資産を持っていません。何もないゼロからのスタートとなります。近年は、売上ゼロの創業間もない起業家が株式を割り当てる方法で外部から資金調達するケースが増えています。
著者(水野永吉)は、この方法にあまり好意的ではありません。何故なら会社の所有権に関わる株式を放出する場合、実績や資産の乏しい新米経営者が投資家相手に優位な条件で資金調達を行う事は非常に困難だからです。
会社が成長した時に後悔するケースが多くあります。まずは、自分の力で売上を創り資産を構築しましょう。
マッチングは簡単にお金に変わる
実は気づいていないだけで簡単なキャッシュポイントは生活の至る所に転がっています。経営の全ての項目を自社で完結している会社はありません。開発が得意な会社は売上を作る営業活動の多くを外部サービスに依存している場合が多いです。また採用活動に関しても人材紹介会社に依存します。会社の経営は外部サービスに依存しているという事を理解しましょう。
では、依存している外部サービスの中でも最も比重が大きいのが売上作り(営業活動)の部分です。特に成果報酬型で顧客を紹介してくれるパートナーは何人いても困りません。
有名な言葉で言うとアフィリエイトです。詰まり、弱者はアフィリエイターになる事から始めてください。在庫を持たずノーリスクで始められるビジネスです。
著者(水野永吉)はゴルフの顧客を紹介するアフィリエイトからスタートしました。オフィスも従業員も無しで携帯電話だけを活用してゴルフのアフィリエイトで大学3年時に年商2000万円という売上を記録しました。
アフィリエイトで本当に儲かるのか?
アフィリエイトと言うと必ずこの質問が返ってきます。確かに普通のアフィリエイトの概念で考えていたら成功する事は極めて困難です。
皆さんの考えるアフィリエイトは、A8などのアフィリエイト代理店を活用したモデルだと思います。これでは、多くの手数料が代理店に取られてしまう為に利益が大きく減少してしまいます。
著者(水野永吉)の場合にはゴルフに特化しゴルフ場に直接契約を結びアフィエイトをスタートしました。アフィリエイト代理店を経由すると1予約数百円程度が直接契約すると1顧客で1000円〜4000円となりました。同じ事もしても直接契約するだけで利益が何十倍にも膨れ上がります。勝負は始めの契約条件で付いているという事を理解しましょう。
インターネットに拘るな
最近の傾向として何でもかんでもインターネットにこだわり過ぎている傾向にあると感じています。SEO対策にしかりSNSマーケティングにしかり発信を行ってコンテンツが育つまでに時間がかかります。もう少しオフラインを中心にリアルに人に会ったり紹介を依頼したりテレアポを駆使してシンプルに営業活動を行いましょう。短期的に結果を出しつつオンラインを育てる柔軟な発想が大切です。
経験値に比例してマッチング単価は上がる
冒頭でも説明した通り世の中には無限にマッチングが転がっています。正に街には宝の山が転がっているのです。しかし、経験が無いとマッチングポイントに気づかない場合があります。
著者(水野永吉)はゴルフのマッチングの後、交通事故に遭遇した際の相談窓口【交通事故病院】といサービスを開発しました。このビジネスは著者の父が交通事故に遭遇した際、余りの慰謝料の提示金額の低さに疑問を抱き調べてみるとほとんどのケースで慰謝料は最低の基準で示談が成立している事が分かりました。そこで、整形外科・接骨院・弁護士と連携を取り交通事故に遭遇した方にベストな選択を提供するトータルサービスをWEBサイトを活用してスタートしました。キャッシュポイントは患者様の送客に対する治療院からの手数料をモデルとしていました。このサービスではゴルフの時と比べて成約に対する成約料が格段に上がりました。このようにして経験値を積む事でニッチな領域までマッチングの概念を適用する事が可能になります。このモデルを採用すればビジネスチャンスは無限にあるという事を理解頂けたでしょうか?
現在でもこのビジネスモデルを活用して著者(水野永吉)は年商12億(2020年度)を達成しています。
固定費は諸悪の根源
臆病者の私が会社経営を行う上で一番最初に取り組んだのが高利益体質の会社作りでした。砂上の楼閣という言葉を皆さんはご存知でしょうか?砂の上でどんなに立派な城を建設しても土台が不安定なら脆く崩れ落ちるという意味の言葉です。会社経営に関して利益が確保出来ないビジネスでは強固な地盤を築く事は出来ません。利益を確保できるモデルであるか?徹底的に検証してからスタートする事を強くお勧めします。
オフィスを持つな
オフィスを持たなければ事業がスタート出来ないモデルを除いては原則オフィスを持たないで事業が運営出来るようにしてみてください。最近ではバーチャルオフィスを活用して月数千円で会社登記が可能になりました。電話対応や郵便の転送対応まで行ってくれますのでオフィスが無くても問題ありません。実際、著者(水野永吉)は年商12億円に到達するまでオフィス無しでビジネスを展開していました。固定費が掛からない為、大幅に利益を確保する事に成功しました。立派なオフィスを持たなくてもビジネスに支障はありません。断言します。
社員を持つな
現在、著者(水野永吉)はグループ会社に在籍するスタッフは70名程度です。そのうち正社員は4名です。その他のスタッフは業務委託が中心と非常勤の副業人材です。これにより人件費の固定費を極限まで削っている為、大幅な利益が確保出来ます。
売上アップに連動して増えるのは変動費のみ
一般的な企業では売上が拡大すると固定費が連動して上昇します。このモデルは危険な戦略だと考えています。固定費というのは簡単には削減できないコストです。故に不足の事態が発生した際にコストカットを行うまでのタイムラグが発生し無駄に会社の資産を減少させてしまいます。
リスクを最大限までヘッジするには変動費を中心としたコスト構造を作りましょう。売上に連動して固定費が上がるのではなく変動費が上がる。一見すると帳簿上は同じ様に見えるかもしれませんが、変動費は売上が減少すれば連動して減少します。従量課金みたいなモデルです。利用しない月は0円というシステム。間違ってもコストにサブスクモデルを採用してはいけません。注意してください。
以上がビジネス初心者に届ける【臆病者】の成功マニュアルvol.1となります。長くなってしまいますので続きは、vol.2を近日中に記述致します。